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植物療法家。里山暮らし。

猫好き、薬草使い。

トゥルシー研究家。

アロマ、メディカルハーブ、フラワーエッセンス(Bach、FES)を扱い、レッスンや健康相談を行っています。

 

もともと理学療法士として医療機関で働いておりましたが、補完療法に興味をもち、アロマを習い始めたのは20年前。アロマセラピストや、講師の仕事を始めて18年目になります。

精油を扱ううちに、精油は「天然の化学成分」としてのパワフルな薬理作用をもつだけではなく、生きたエッセンスとして私たちを本質へと導く存在でもあることに気づき、オリジナルの「香りを観るレッスン」を作りました。

精油の本質を理解するために、その原料となる植物についても探究するようになり、5年前より里山に移り住んでからは薬草と一緒のナチュラルライフをおくっています。

 

ハーブを育て、身近にある薬草を扱い、珍しい薬草も山に探し歩き、実際の植物に触れながらレッスンを行うようになりました。

 

(こちらのサイトに使用している植物の写真はすべて私が出会ってきた植物の写真です。)

 

植物に毎日触れるようになり、自然と自分自身と植物の間に度々共振が起き、植物が持つ象徴(生命エネルギー)によって、内的な変化や自分の人生に大きな影響が与えられるということを実際の植物から学びました。

植物と本質的な対話を深め、自然と調和することが、medicin(薬)であり、本当の健康につながると思っています。

 

古代からの叡智と、自然や植物の恩恵を大切にしながら、ホリスティックに皆様の健康や幸せな人生を創造するお手伝いができればと思っています。

「花たちは自然が創り上げた見事な象形文字・・・自然界が、私たち人類をどれほど深く愛しているかをそっと教えてくれているのです。」
ゲーテ

自然界にあるものすべてが「万能薬(エリクシル)」である。

私は植物療法家として、自然豊かな里山で植物と暮らしながら、その本質的な意味に気づき、探究しています。

 

万能薬(エリクシル)というと錬金術ですが、錬金術というと、卑金属から金を作る黄金変性が有名です。錬金術では卑金属は不完全なもの、金は完全なものと考えられていました。また病気も不完全な状態であると考え、完全な不老不死の状態、万能薬(エリクシル)を作ろうとしていました。

 

錬金術は、魔術的なイメージや、もしくは「黄金」を「お金」と結びつけ、お金儲けのイメージも多いのかもしれません。

 

私は、錬金術は魔術的なものでも、お金儲け的なものでもなく、自然界のしくみにつながる叡智が見いだされるものとしてとらえています。勝手な解釈ですが、私にとって、錬金術とは、自然界の秩序・法則を理解し、精(生命力)そのものに触れ、完全(満たされた状態)な自分を思い出すことと感じています。

 

錬金術は植物療法にもつながっており、錬金術から生まれたものに、精油を抽出するための水蒸気蒸留法があります。水蒸気蒸留法をじっくりと観察してみると、そこには自然界の4大元素が使われ、精油が抽出されるのがわかります。精油は、錬金術から生まれた、植物の精(生命)そのものなのです。

 

ある日、自分の庭で取れたハーブを使って初めて蒸留したときのこと。

 

取れたハーブウォーターや精油よりも、蒸留した後の植物の残骸に衝撃を受けました。その植物の残骸は香りが完全に抜けて、まるで魂の抜けてしまったようだったのです。それは植物の体、物質の死だと思いますが、植物の魂は「精油」という私たちを完全な状態に導く(エリクシル)に姿を変えたのだと感じました。

 

実際のところ、錬金術がどのようなものであったのか、詳細や真実はよくわかりませんし、またこちらのページでは錬金術の詳細を探究するものでもありません。が、錬金術は、科学的、非科学的という二元論を超えて、実は万能薬(エリクシル)を作ることができているのではないでしょうか。

 

精油が自分の本質を輝かせることに使えると経験から学び、そのように感じています。

 

「金」というのは、自分自身の本質そのものを表しているのかもしれません。

 

その万能薬である精油は使い手の視点によって、万能薬にもなれば、リラックスのためだけ、ただの薬理作用をもつ物資としてとどまります。

私がレッスンでお伝えしたいのは、精油や植物自体が、自分自身の本質を引き出し、輝く人生を創造していくことのできる万能薬であるということ。そして万能薬に変えていくのは私たち自身であるということです。

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